12日未明、西海市で民家を全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が発見されました。
火事があったのは西海市西彼町伊ノ浦郷の橋口シズノさん(72)の住宅で、消防によりますと、12日午前1時半前、同居していた息子(51)から「家が燃えている、2階に母親がいるが初期消火ができない」などと119番通報がありました。
火はおよそ3時間半後に消し止められましたが、この火事で木造2階建ての住宅1棟が全焼し、焼け跡から1人の遺体が発見されました。
警察によりますと、この家には橋口さんと息子が2人で住んでいて、息子は火事に気付き逃げ出して無事でしたが、火事のあと橋口さんと連絡がとれていないということです。
警察は遺体は橋口さんの可能性が高いとみて身元の特定を進めるとともに、出火原因を調べています。