長崎市の活水高校で15日、県内の高校では最も早い卒業式が行われました。
卒業生117人。卒業式は、3年ぶりに保護者も出席して行われました。
先週、国が卒業式でのマスクについて「生徒や教職員は着用しないことを基本」にと表明しましたが、活水高校ではマスクの有効性や着用が定着していることなどから壇上以外はマスク着用で行われました。
卒業生代表・尾崎由芽さん
「(友人たちへ)いろんなことが中止になったり、制限されたりする中で『なんで私たちばっかり…』って悔しい思いをしてきたこともたくさんあったね。それでもこのメンバーだったから3年間を楽しく過ごすことができたと思います。」
活水伝統の「魂(たま)ゆずり」。卒業生の思いが在校生へと受け継がれます。
過去2年、演奏のみだった讃美歌や校歌も今年は歌うことができ、学び舎を巣立つ一人一人の心に深く響いていたようでした。