京都市に本社を置く島津製作所が長崎市に新たな研究拠点を構えることになり、24日県、長崎市と立地協定を結びました。

長崎市へ進出するのは、京都市が本社で医療用や産業用の精密機器を開発・製造する島津製作所です。

島津製作所はことし4月、長崎市の長崎駅前電気ビルに国内3か所目となる研究拠点「シマヅ・ナガサキ・コラボレーション・ラボ」を開設。

長崎大学や長崎県立大学とも連携し、『感染症対策』や『海洋事業』『情報セキュリティ』の分野で共同研究を進めることにしています。

島津製作所 山本 靖則社長:
「国内3か所目の(研究拠点となる)長崎で、最初は“三つの視点”から色んなことをご一緒させていただいて、新しい時代を拓くような製品群を作っていきたい」

島津製作所では開設後 5年間で10人の雇用を計画しているということです。