「過去一、完璧な奉納を」本番へ向けた総仕上げ


初稽古から1か月が経った頃、根曳の息もそろうようになってきました。德宗さんが「どんどん完成に近づいてきてるなっていうので、めっちゃ楽しいです」と手応えを口にすれば、史德さんも「最初と違って、みんな力がそろってきているのがすごくわかりますね」と語ります。

本番まで残り1か月を切り、稽古はいよいよ総仕上げの段階に入りました。

長采の平井さんは「僕らの船は福を運ぶと言われるんで、見ている人たちが幸せになってくれるとか、喜んでもらえるような奉納を心がけたい」と語ります。


父・史德さんが「宝船に見合った綺麗な所作を心がけてますので、そこをしっかり見ていただきたいですね」と意気込むと、長男の德宗さんも「稽古でしたことないような過去一、もう完璧な。見ている人たちを感動させるような奉納ができればいいなって思ってます」と力強く前を向きます。

父と息子、そして根曳全員が気持ちを一つに。気品と迫力を兼ね備えた鍛冶屋町の宝船が、長崎のまちに福を届けます。








