長崎県の五島市と平戸市は 20日、『準公金の横領』や『パワーハラスメント』があったとして職員の懲戒処分をしたと、それぞれ発表しました。

五島市職員:
「この度は誠に申し訳ありませんでした」

懲戒免職処分を受けたのは、五島市の玉之浦支所に勤務する43歳の女性職員です。
女性職員は去年8月から10月にかけて、市が管理する関連団体の口座から12回にわたり現金を引き出すなどして、合わせておよそ50万円を横領。

市の聞き取りに対し「借金返済のためにやった」と話しているということです。

一方、平戸市消防本部では、57歳の男性係長が8年前から6人の部下に対し、休みを取得しようとした際にその理由を追及し、休みを取りづらくするなどのパワーハラスメントを行っていたとなどして、減給(1/10・3か月)の懲戒処分を受けました。

また、パワハラに適切な対応を取らなかったとして、男性係長の上司にあたる消防長ら4人も減給処分(1/10・1か月)を受けています。