栁先生が語る「2つの土台」と、その上に育てたい「考える力」
栁先生は、これからの時代を生きる子どもに必要な力について、《2つの土台》の上に《考える力》が育つという考え方を示します。

土台(1):コミュニケーション力
よくある勘違いとして、「自分の興味があるものを一方的におしゃべりすること」はコミュニケーションではありません。
栁先生の言うコミュニケーション力とは、「人と話して、協力して、ときには意見が違っても関係性を築いていける力」です。
AIは答えを示してくれるかもしれませんが、仲間と仲直りをしたり、誰かと信頼関係を築いたりすることは人間にしかできない領域です。
土台(2):エンパシー(想像する力)
相手とまったく同じ気持ちになる必要はありません。
「ただ、相手には相手の事情があるんだなっていうのを《想像する力》は、たぶん必要かなと思っていて。『相手はきっとこういう風な立場で、こういう風に思っているのかな』とかですね。だから、自分と違う考え方とか価値観を《理解しようとする力》ですね」。
栁先生は、社会の多様化が進む中で、このエンパシーはより重要になると話します。
その上に載る:自分の頭で「考える力」
この2つの土台があって初めて、その上に育つのが《考える力》です。
「知識そのものは、AIがいくらでも教えてはくれます、ま、ときどき間違ってるかもしれない。だけど、自分はどう考えるのかと、それは本当に正しいのかっていうのを判断したりとか、あとは何を選択するのか。最終的に判断するのはやっぱり人間なんです」。
情報を鵜呑みにせず、自分の頭でそれを材料に考える力こそが大切になります。








