地震など自然災害への理解を深めてもらおうと、長崎大学病院は今月2日、公開講座を開きました。
地震発生の仕組みを分かりやすく解説

講師を務めたのは、地震学を専門とする慶応義塾大学の大木聖子准教授です。

講座では、日本列島の地下で太平洋プレートやフィリピン海プレートが沈み込み、その動きによって各地で地震が発生する仕組みについて、図を使いながら分かりやすく説明しました。

また、大木准教授は「地面が揺れること」が地震ではなく、「地下の岩盤が割れること」が地震そのものだと解説しました。

大木准教授は、「板が割れることで、その上にあるものが揺れる。私たちが感じている揺れは、その結果だ」と説明しました。
熊本地震にも言及 長崎県内の活断層にも注意呼びかけ

講座では、公開講座の1週間前に発生した熊本地震についても触れ、「日奈久断層」が動いたことが原因だと説明しました。

そのうえで、活断層は全国各地に存在し、一度動いた断層は再び活動する可能性があるとして、「長崎県内にも熊本の日奈久断層帯と同じように注意が必要な活断層がある」と述べ、日頃からの備えの重要性を呼びかけました。
「耐震確認と家具の固定を」

余震への警戒が続くなか、大木准教授は、「まずは自宅の耐震性を確認し、家具を固定してほしい。それだけでも多くの被害を防ぐことができる」と話し、家庭でできる地震対策を実践するよう呼びかけました。








