「回収するだけでは解決しない」立ち上がった2人の女性職員
プラプラの立ち上げから関わっている、佐賀県政策部の小山由希子政策総括監は、オープニング式典で施設のきっかけについてこう語った。

「いろんな企業と連携してビーチクリーンアップを進めたが、拾うだけではプラスチックごみの問題は解決しない。厄介者でしかないプラスチックごみをネタにして、解決を目指す施設を作ったらどうかと提案した」

漂着した海洋プラスチックの現状を伝えるため、完成した施設の展示室には、唐津市の波戸岬に実際に流れ着いたプラスチックごみが並べられている。

また、地球儀ような直径1.2mの球体「オーシャンスフィア」とよばれるコンテンツでは、海洋観測のデータを可視化し、海洋プラスチックが海を流れる状況が表現されている。

コロナ禍当時、航空会社から佐賀県に出向していた豊田椎菜さんは、小山さんとともに施設を構想した1人だ。「いろんな人がつながって、こうした施設ができてびっくりしている。プラっと立ち寄って海洋プラスチックのことを知って、何かが生まれる場所になってもらえれば」と話す。








