周囲ができること、本人へのメッセージ
性別違和に悩む本人、そして関わる大人たちへ、栁先生は次のような指針を語っています。
▼周囲の大人へ:
「一人で、もしくは学校の先生だけで抱え込まない」ことが重要です。医療機関や支援団体、専門の相談窓口を頼り、本人がどうしていきたいのかを話せる場所を確保してください。
▼「理解しようとする姿勢」そのものが支え:
ベストな解決策がすぐに見つからなくても、「どう支えたらいいんだろうかな」と考え、理解しようと歩み寄る大人が一人でも多くいることが、子どもの救いになります。
▼対話の扉を閉じないで:
「自分が一人閉じこもってしまわない。閉じこもってしまうと分かってくれる人も見つからなくなる。心の支えを作りつつ、やっぱり対話ができる姿勢は自分の中で強く持っていただきたい」
成長とともに社会に出れば、より多様な価値観に触れる機会が増えます。「みんなそれぞれがあっていい」と思える社会に向けて、まずは身近な大人が理解者となることから始まります。
【リスナー(保育園勤務者)からのメッセージ】
性別違和の子どもの担当をしていたことがあります。その子の「本当の女の子ならスカートでもズボンでも好きな方を着られるからいいな」という一言は、私の心に刺さったままです。理解してくれる方が増えることを祈るだけです。
【リスナーからのメッセージ】
学校の新制服に、女の子はスカートとスラックスがありますが、男の子はスラックスだけ。男の子のスカートは無いのは何でだろう?実際は「男らしく、女らしく」がまだまだまかり通っていると思います。
NBCラジオ『あさかラ』内「子どもの健康相談室」(2026年3月25日・5月13日放送回)より








