今も残る手紙 "お茶目"だった嘉代子さん

長崎市万屋町。中島川沿いに建つ創業131年の岩永金物店。
岩永さんはここで生まれ育ち、今も暮らしています。

母と、二人の姉も、長崎県立長崎高等女学校出身だったことから、岩永さんも、おのずと県立高女に進学しました。

1年生の時 同じクラスだった林 嘉代子さんとは、背丈が同じだったことから並ぶ時はいつも隣。
お互いピアノを習っていたこともあり、すぐに仲良くなったそうです。

岩永 美代子さん:「(林 嘉代子さんは)お茶目さん。だから、お母さんがいつでも『嘉代ちゃんは もう』って細々とした声でよく言って、笑ってた。一人娘だったからね」

当時 嘉代子さんから届いた手紙を、今も大切に持っています。
親戚の結婚式に参列したことを綴った文面。お茶目な人柄が伝わってきます。

手紙『おしろいぺたぺたつけてさ。おまけに口紅までぬったでせう(でしょう)。だから何だか気持が悪くて口が結べないの。それに帯をキュキュしめられて苦しくて苦しくて。おかげでオゴチサウ(おごちそう)何もたべんかったわ。おお あはれ(あわれ)なるかな 嘉代子嬢』








