伝統の進化 燃料節減を支える「長崎の技」

既存の造船技術も、「脱炭素」を追い風に変えています。商船三井と大島造船所を中心に開発が進む「風」を補助動力にする「ウインドチャレンジャー」

この巨大な帆を支えているのは、長崎の地場企業「日本冷熱」の技術です。

強固で軽量化が求められる「帆」の製造において、同社が培ってきたFRP(繊維強化プラスチック)製造技術が、海運の「燃料節減」という新たな付加価値を生み出しました。

人口減少という「逆風」のなか「脱炭素」を軸とした海事産業への転換は、地場産業に再び息を吹き込み、長崎再生の切り札となる可能性を秘めています。