核兵器廃絶を目指し活動を続ける『高校生平和大使』の一年間の活動を振り返ることができる来年のカレンダーが完成しました。

高校生平和大使の一年間の歩みを写真で振り返るカレンダーは、東日本大震災の被災地を励まそうと11年前から作っています。

コロナ禍で活動が制限される中、今年は、2人の大使が核兵器禁止条約 第1回 締約国会議が開かれたオーストリア・ウィーンで被爆地の思いを伝えました。

活動25周年を迎え、歴代の大使は、およそ450人に──
カレンダーからは運動の拡がりが感じられます。

高校生平和大使派遣委員会・共同代表の平野 伸人さんは「25年間、運動は順調に育ってきた。その一助をこのカレンダーが担っており、これからの25年の契機にもなる」と話しています。

作製した1万部のカレンダーは東日本大震災の被災地や長崎市の小中学校などに配布するということです。