1月4日に開庁する長崎市の新市庁舎で23日落成式があり、午後からは市民にも内部がお披露目されました。

新市庁舎は総事業費264億円をかけて、魚の町に建設されました。

23日午前の落成式には、田上市長や市の職員ら100人以上が出席。

午後からは市民に庁舎の内部が公開されました。

地上19階建ての新庁舎は、1階には住民票の交付など市民にとって身近な手続きを行う窓口を集約。

市民:
「1階に行きなさい、2階に行きなさいでいつも上り下りをしていた」

市民:
「一遍にできるなら素晴らしい」

2階には子育て関連の窓口が並びその中央には子ども連れでも安心なキッズスペースが備えられています。

市民:
「待っている間に見えるところに遊ばせられるというのはすごいいなと思います」

6階、議会フロアの傍聴席は110席。

最上階には45メートルにわたるギャラリーや、まちなかを一望できる屋上広場も設けられています。

市民:開放感がある」

市民:
「使いやすい市役所になるのであれば(264億円は)決して高くはないのかもしれない」

市民:
「デザインが今風。長崎らしさはあんまりないと思います」

内覧会は24日まで行われ、新庁舎の業務は年明け1月4日から段階的に始まります。