JR長崎駅東口で歩行者の移動をスムーズにするために建設が進められていた昇降場が、23日の利用開始を前に、21日、内部が公開されました。

長崎市が、4億5千万円をかけ、長崎駅側に整備した昇降場には、エスカレーターやエレベーターが備わっています。

エスカレーターでのぼると、県営バスターミナルにつながる歩道橋に進むことができます。

長崎駅前電停への移動もスムーズになります。

昇降場の1階にはバリアフリーの公衆トイレも整備。
盲導犬などの『ほじょ犬』と一緒に生活する人たちにも安心して利用してもらえるようになっています。

長崎市まちづくり部 長崎駅周辺整備室 松尾 英幸室長:
「東口は、今からこちらに多目的広場ということで、イベントであるとか憩いの場を整備することにしてございますので」

一帯の整備事業は、2025年度の完成に向け、来月には、旧交番を解体。

高架広場は来年7月頃から解体し、新しい歩道橋が設置されます

長崎駅前昇降場は23日午前5時に一般の利用が開始され、エスカレーターとエレベーターは午前5時から深夜1時まで利用できます。