「上げ切れなかった」長崎、逆転した大分
さらに深刻なのは、この5年間の「変化の乏しさ」です。東京商工リサーチ長崎支店は「5年前(5期前)も長崎県の指標は九州内で低かったが、他県に比べ“稼ぐ力”が上がっていない」と分析します。
5年前、当時の長崎県の平均純利益は673万円で九州・沖縄エリア ワースト2位。当時の最下位は大分県(659万円)でした。
しかしこの5年間で、大分県は純利益を1354万円へと倍増させ、長崎県を大きく追い抜きました。また、5年前は長崎と近い水準にあった鹿児島県も売上を15%以上伸ばしています。
他県がコロナ禍からの回復局面で着実に「稼ぐ力」を伸ばしたのに対し、長崎県だけがその波に乗り切れず、相対的な差が広がってしまった構図が見て取れます。








