長崎県五島市の食材と乳製品を組み合わせて作る『健康レシピ』のコンテストが、五島市で開かれました。
料理に使用する食材は、五島の新鮮な魚や野菜と、ヨーグルトや牛乳などの乳製品です。

五島市と森永乳業が開催したこのコンテストは、男性の健康寿命が県内で最も短い五島市で、健康寿命を延ばす取り組みの一環として行われました。


野菜の使用量120g以上、更に食塩相当量が一人当たり3g以下という条件のもと、長崎県立大学栄養健康学科の、予選を勝ち抜いた6チームが “健康に配慮した料理”を作りました。

最優秀賞に輝いたのは「ぽわてっと」チームの『五島の恵み”ぎゅっ”と和(なごみ)定食』です。

『かわはぎチーズ天むす』など、五島の特産品をふんだんに使い、乳製品を使用して和食に溶け込めるよう工夫しています。
味や盛り付け、彩りなどが評価されました。

『ぽわてっと』チーム 中嶋 晶絵さん:
「今すごく嬉しくて、言葉がなかなか出ないんですけども(この経験を)今後の活動に行かせていけたら」

五島市・野口市太郎市長:
「美味しそうな、体に良いレシピを提供してもらった。これを市民に利用してもらう取り組みをやっていきたい」

最終審査に残った6つのレシピは、五島市のホームページなどで公開されます。