逮捕時には情報の多くが秘匿される性犯罪。密室で行われる犯罪の実態は、法廷の場でようやくその一端が明らかになる。
「彼女を助けないといけないと思っていた」
12月下旬、長崎地裁の法廷でそう主張したのは、鹿児島県に住む無職の男(34)。16歳の少女を連れ去ろうとした「未成年者誘拐未遂」などの罪に問われている。
男は一貫して「救済」を強調するが、審理で浮かび上がったのは、あまりに身勝手な「欲望の二面性」だった。

逮捕時には情報の多くが秘匿される性犯罪。密室で行われる犯罪の実態は、法廷の場でようやくその一端が明らかになる。
「彼女を助けないといけないと思っていた」
12月下旬、長崎地裁の法廷でそう主張したのは、鹿児島県に住む無職の男(34)。16歳の少女を連れ去ろうとした「未成年者誘拐未遂」などの罪に問われている。
男は一貫して「救済」を強調するが、審理で浮かび上がったのは、あまりに身勝手な「欲望の二面性」だった。








