長崎県佐世保市で三川内焼を手掛ける老舗、宝珠製陶所が、裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことが分かりました。
東京商工リサーチによりますと、宝珠製陶所は1926年創業の陶磁器製造販売会社で、割烹料理店向けの業務用食器などを主力に製造していました。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要の低迷で、受注が減少していました。
さらに、近年の原材料価格の高騰が経営を圧迫し、今回の措置に至ったとみられています。会社は今月5日付で長崎地裁佐世保支部より破産開始決定を受けました。
負債総額については、現在精査中ということです。








