■ミラノ・コルティナオリンピック™ スノーボード女子ハーフパイプ決勝(日本時間13日、リビーニョ)

スノーボード女子ハーフパイプ決勝が行われ、2022年北京五輪9位の小野光希(21、バートン)が、85.00点で悲願の銅メダルを獲得した。16歳の清水さら(TOKIOインカラミ)は表彰台に1点届かず、84.00点で4位。22年北京銅メダリストの冨田せな(26、宇佐美SC)は68.25点の9位、初出場の工藤璃星(16、TOKIOインカラミ)は81.75点で5位だった。

金メダルは、韓国代表のチェ・ガオン(17、韓国)。1回目のドロップイン直後に、頭から落ち身体を強打し、会場は一時騒然。しかし3回目で“執念のパーフェクトラン”を見せ、90.25点を叩き出し、涙の大逆転で優勝となった。

雪が降る中、始まった決勝。小野は1本目から「フロントサイド1080(3回転)」の大技を決め、ガッツポーズ。パーフェクトランで85.00点をマークした。暫定2位で迎えた2回目は転倒、最終3回目も転倒し、得点はつかなかったが、3位で北京五輪の雪辱を果たした。

表彰式後、小野はメダルを首にかけ「本当に重いというか、これまでの4年間の積み重ねてきたことが報われて本当にそれがギュッと詰まったもので本当に重みを感じてます」と笑顔で話し、「3位からずっと待つ時間が長くて本当にだんだんと実感が湧いてきて、率直に良かったなと思います」と心境を明かした。

北京五輪では9位に泣いた小野。「北京が終わってから本当に嬉しいことよりも苦しい時間の方が本当に多くて、何回も滑ることがつらくなってしまったりそういう部分もあったんですけどいろんなたくさんの方のサポートだったり、支えのおかげでここまで頑張ってこれたので本当に周りの方々に感謝でいっぱいです」と感謝を述べた。

1回目から予選を全体2位で突破した“16歳コンビ”の清水は1本目と2本目で転倒。最終3回目で、フルメイクしたが、メダルに1点届かず、4位だった。工藤は、1回目で転倒者が続出する中、フルメイクし77.50点。続く2回目もフルメイクし、81.75点と伸ばしたが、3回目で転倒し、5位。

22年北京銅メダリストの冨田も1回目と3回目に転倒。2回目も「フロントサイド1080(3回転)」をメイクしたが、高さが足りず68.25点。2大会連続の表彰台はならなかった。

スノーボードハーフパイプは、半筒状のコースで5〜6回繰り出される空中での技を、審判員が演技全体の印象で採点する。得点は技の“完成度”・“難易度”・“高さ”・“独創性”の観点から決められる。6人の審判が100点満点で採点し、最高点と最低点を除いた平均点で競う。

【スノーボード女子ハーフパイプ決勝結果】
金 チェ・ガオン(韓国)90.25点
銀 クロエ・キム(アメリカ)88.00点
銅 小野光希 85.00点
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4位 清水さら 84.00点
5位 工藤璃星 81.75点
9位 冨田せな 68.25点