佐世保市の中学校で、大学生が先生役になって「税」について教える特別授業が行われました。

●大学生
「仕事をして給料をもらったときに、税金がかかります。これ何税でしょうか?何税だと思いますか?」

●中学生
「所得税」

普段は税務署員らが、子どもたちに税の意義や役割を教える「租税教室」

今回が初となるこの取り組みでは、より「税」について親しみを持ってもらうため先生役を年の近い大学生が務め、授業でも大学生ならではの工夫が凝らされていました。


●女子生徒
「クイズ形式とか、神経衰弱のようなゲームだったりとかがあったので、楽しく学べました」

●男子生徒
「具体的なグラフとかで示してくれたのが本当に分かりやすかったです」


指導したのは教員志望の大学2年生8人。今回の授業のため、税について改めて勉強したそうです。

●長崎国際大学人間社会学部2年生・田中友也さん
「税って聞くとやっぱり難しいですし、身近なところから触れていくのが、生徒自身にとってもわかりやすいかなと思って」

特別授業を企画した佐世保法人会では、全国の関連団体が集まる大会で、今回の授業を紹介することにしています。