気象庁の発表によりますと、日本列島は17日(水)にかけて、北日本を中心とした荒れた天気と、東〜西日本における大気の不安定な状態が続く見込みです。今後の気象情報に注意が必要です。

16日(火)~17日(水)

北日本と東〜西日本では、注意すべきポイントが異なります。

▶北日本(北海道・東北):暴風雪と高波
北海道の東にある発達した低気圧の影響で、強い風が吹き、海は大しけとなる所があります。特に北海道では、17日にかけて強風や風雪、うねりを伴う高波への注意が必要です。また、積雪が多い傾斜地では、なだれにも十分ご注意ください。

▶東日本〜西日本:落雷や突風、急な雨 上空の寒気や湿った空気の影響により、大気の状態が不安定になります。

晴れ間があっても天気が急変し、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨の恐れがあります。

19日(金):全国的に天気が回復へ

18日(木)から19日(金)にかけて高気圧が移動してくるため、19日(金)は日本海側を含め、広い範囲で晴れる所が多い見込みです。日差しを活用できる貴重なタイミングとなりそうです。

20日(土)~21日(日):週末は傘の出番

週末は気圧の谷の影響で、再び天気が崩れる予想です。

▶太平洋側(東京・大阪など): 普段は晴れやすい地域ですが、20日から22日にかけて雨が降る可能性があります。外出の際は雨具の準備をしておくと安心です。

▶日本海側: 雲が広がりやすく、雨や雪の降る所があるでしょう。