相手が「シュートすら打てない」…リーグNo.1の“攻撃的守備”とは?

【佐】2025ー26シーズンは3分の1、20試合が終了。この時点で18勝2敗(勝率9割)の好成績を残し、リーグ全体の首位に立つのが長崎ヴェルカ。クラブ発足から5シーズン目。ヴェルカの強さはデータ上でどんなところにありますか?

【磯】守備の面で言うと、ヴェルカの何よりも強みは「すごく攻撃的なディフェンス」

対戦相手のチームがシュートを打つ前にミスをする確率が、実はリーグ内で1番高い。これを「ターンオーバー」と言いますが、「ターンオーバー」を誘発する数が圧倒的に1位です。

これは昨シーズンも2位だったので継続して積み上げてきた部分。アグレッシブなディフェンスを継続しつつ、昨シーズン苦しんでいたリバウンドやリング付近での守備を改善している。とにかく相手にシュートを落とさせるところが向上したと思います。