
視聴者からの情報提供を受け長崎県諫早市の住宅街に向かったNBCの取材クルー。

豊崎アナウンサー「冷たい風が吹く諫早市にやってきました。スイカがなっていると聞いてやってきました。
住宅が立ち並ぶ道路と歩いていると…
豊崎アナ「本当です。冬なのにスイカ」

なんと、すぐに見つかりました。

スイカが実っていたのは倉庫の建物の外。道路からも見える場所にありました。

コンクリートとコンクリートの隙間からつるを伸ばして実った「ド根性スイカ」です。

サイズを測ってみると…

大きいもので長さ30センチほど。

6個も実がなっていました。

倉庫の持ち主、北平政明さんによるとこの敷地で1か月ほど前から実り始めたそうです。

北平政明さん「重いよ。2キロあるな」

だんだんと愛着がわいてきた北平さん今では、スイカの敷物を準備し大切に見守っています。

北平さん「底が傷つくから」
豊崎アナ「北平さんの優しさなんですね」
北平さん「そういうこと」

どうしてこんな場所にスイカが出来たのかは不明で、北平さんも75年この場所で暮らしていて初めてのことだそうです。

近所の人たちも、毎日スイカの成長を楽しみにしています。

近所の人「スイカ風邪ひくよ。ハハハ」

北平さん「みなさん通りがけに見て楽しんでらっしゃるのが楽しくて。癒し癒し」

北平さんの愛情を受けて大きく成長中のド根性スイカ。季節外れの夏のスイカがコンクリートの上できょうも道行く人々を和ませています。








