日本に生息するクマは2種類

連日報道されているクマ被害。秋田県では自衛隊が支援活動を始めるなど影響が広がっています。日本国内では北海道に「エゾヒグマ」そして本州には固有種の「二ホンツキノワグマ」が生息しています。

九州のクマは「絶滅宣言」
九州にもかつてツキノワグマが生息していましたが、環境省は2012年、九州地域では絶滅したと発表しています。そもそも九州は、人工林の増加や山が分断された地形などからクマの生息には適さない環境とされています。

しかし、北九州市から海を隔てて隣接する山口県下関市では、クマの目撃情報が今年も複数寄せられています。
九州と本州を隔てる“関門海峡”はたったの650m

両市の間にある関門海峡の距離は、最もせまいところで約650メートルしかありません。この関門海峡を越えてクマが九州に上陸する恐れはあるのか?クマ飼育の専門家に聞きました。








