文化の日の3日、長崎市の長崎歴史文化博物館が開館20周年を迎え、記念のセレモニーが開かれました。

2005年に体験型博物館として開館し、きょう20周年を迎えた長崎歴史文化博物館。

「近世長崎の海外交流史」をテーマに8万4950点の資料を収蔵していて、来館者はまもなく850万人に達します。

(長崎歴史文化博物館・水嶋英治館長)「外国からのお客様は昨年時点で69か国に及びます。地方の博物館でこれほど多様な国から来館者を迎えている例は、多くありません。これからの20年、当館は開かれた知の拠点として、長崎と世界を結ぶ文化交流のハブを目指します。」

3日の記念式典には関係者ら150人が参加し、博物館のボランティアらに感謝状が送られたほか、県民無料サービスデーとして常設展示が無料で公開されました。

(大村市の家族)「僕も20年前くらいにこちらに来て、色んな勉強をしたので、子どもたちに、文字とかはまだ早いんですけど、そういったところをしっかり見てから、長崎の文化に触れて欲しいなと思って連れてきてみました。」

長崎歴史文化博物館では、来月14日まで20年分の資料を厳選した「れきぶんコレクション20年」が開催されています。