ワッキーさんが伝えたい「強い意志を持てば、体は応える」

水を飲まずにネタをやり切る、そう決めてあがった次の舞台で、ワッキーさんは不思議と喉の奥が潤うのを感じた。唾液ではない「なにか」だったという。

ワッキーさん:
「唾液じゃないんです、唾液の細胞死んでるんで、体が反応してくれたんですよ。なぜそういうことができたか?強い意志を持つことですよね。絶対やってやるんだ!っていう。そう思うと体は頑張ってくれるんですよ」

「皆さんに今日一番伝えたいことはそこです。強い意志を持ってください。もしかしたら大病を患ってる、大けがしてる人がいるかもしれません。もしくはこの後にそうなるかもしれません。でもそのときには強い意志を持ってください。そうすれば体は必ず応えてくる」

「人それぞれ価値観があるので、私は違うやり方でやるよって思ってもらってもいいんですけども、もしきつくなったら、どうしていいかわかんなかったら、ワッキーこんなこと言ってたなって思い出してください」

壮絶ながん闘病を乗り越え、お笑いのステージに戻ったワッキーさん。
命の輝きを噛みしめながら――その挑戦は、これからも続く。