太平洋戦争の発端となった旧日本軍による真珠湾攻撃から8日で81年です。
長崎市では被爆者や市民が集会を開くなど『平和を誓う日』となりました。


集会参加者:「黙とうを始めます」


太平洋戦争の“開戦の日”と“終戦の日”に被爆者団体などが毎年開いている『ナガサキ不戦の集い』


8日は爆心地公園にある『不戦の碑』の前に、被爆者や高校生など、およそ20人が集まりました。


北朝鮮の相次ぐミサイル発射や、ロシアによるウクライナ侵攻など、核兵器が使われる危機感が高まる中、参加者らは、核兵器廃絶と平和の実現を、長崎から訴えていくことを誓いました。


長崎原爆被災者協議会・田中重光 会長:
「(今年ほど)核兵器が使われるんじゃないかという年はそんなになかったって思うんですよね。
戦争が起きてくれば、やはり“核を使おう”っていうことになってくるわけですから、絶対戦争をさせない(という思いです)」