長崎くんち後日の9日、各踊町はフィナーレを迎え、稽古の集大成を町の人たちに披露しました。

夜遅くになっても、長崎の町は賑わっていました。浜町アーケードでは、多くの市民らが見守る中、各踊町が演し物を披露し、集まった観衆を盛り上げました。

榎津町は、夜10時ごろ、たくさんの人たちの出迎えを受ける中、帰町しました。

網打船頭の古賀優多くんも最後の網打ちです。

魚を一網打尽に。最後までやりきりました。

根曳たちは、町の人たちに感謝の船廻しを見せました。

次に見れるのは、7年後、町の人はなかなか帰してくれません。

町一体となったかけ声に、根曳衆も渾身の船まわしで、こたえました。

榎津町・根曳・水本継さん
「前回と同じ場所を2回目させてもらって、まわりは若いやつばかりで、本当に助けられて、良い友ができた」

榎津町・根曳・浦川広さん
「くんちっていいな、榎津町っていいなって、それだけですね」

町が一体となってつくりあげる「長崎くんち」。ことしも最高のフィナーレとなりました。