兄弟で挑む櫓太鼓 江戸時代から続く音色

櫓太鼓は、1821年に初めて奉納したといわれます。これまで、一つの太鼓を一人の撥方(ばちかた)が演奏してきました。そして今回、江戸時代から町に伝わる二つの太鼓を使って、兄弟の撥方が共演することになりました。


兄・林佑久さんは、撥方3回目。
弟・許冬威さんは、初出演です。
櫓撥方 兄・林佑久さん(29):
「自分2回出た中では、案外、当日は落ち着いてやれるし。案外大丈夫だよ」
櫓撥方 弟・許冬威さん(25):
「いや、僕はもう今日の市長さんの訪問(市長総覧)だけでも結構バクバクだったから、ちょっと本番心配です」

二人は、町内で中華料理店を営む家に生まれ育ちました。弟・冬威さんは今も実家で暮らしています。