14日、長崎県佐世保市で「ながさきピース文化祭」の開会式が天皇皇后両陛下ご臨席のもと開かれました。
天皇皇后両陛下は開会式に先立ち、13日午前、ピース文化祭の催しの一つで今月21日に行われるダンスイベントに参加する地元チームの演技をご覧になり、出演した小中高校生らと交流しました。



聖和女学院高校3年・井澤くる美さん「みんな息がぴったりで揃っていてすごいねと言っていただきました。

祇園小学校5年・岡本くるみさん「天皇皇后両陛下に見てもらえるという貴重な時間をいただいてとても嬉しかったので、これからもダンス頑張ろうと思いました」

両陛下は、午後からピース文化祭の開会式に臨席されました。

式では、長崎市出身のシンガーソングライター・さだまさしさんが国歌を独唱。
天皇陛下がおことばを述べられました。

天皇陛下おことば「今年、被爆80年という節目を迎えたこの長崎の地で、全国各地で様々な文化芸術活動に取り組まれている方々を迎え、国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭が開催されることは大変意義深く、関係者の皆さんの尽力に対し、心から敬意を表します」

12日から3日間、長崎県に滞在した天皇皇后両陛下は14日、東京へ帰られます。
「ながさきピース文化祭」は11月30日まで開かれます。