長崎市の女性(40代)が、コミュニケーションアプリ・LINEを通じて偽の投資話をもちかけられ、合わせて310万円相当の暗号資産をだまし取られる詐欺事件が発生しました。

詐欺被害にあったのは、長崎市の無職の女性(40代)です。

警察によりますと、女性は、2025年5月末、SNSに表示された副業広告から「お仕事案内人 天野祐美」というLINEアカウントと繋がり、「藤森ディレクター」「曽根サブディレクター」「塚本しいな」など複数のアカウントを紹介され、「Union Market」という副業サイトでアカウント登録するよう指示されました。

女性が「藤森ディレクター」の指示で副業サイトを数日間操作したところ、サイト上の資産が増えたことから信用し、その後紹介された投資話を信じ込んだ女性は、指定された銘柄の暗号資産を購入。2025年6月21日と27日の2回にわたり、合計310万円相当の暗号資産を送金し、だまし取られたものです。

その後も技術料などを要求され「支払わないと資産を引き出せない」と言われたことから不審に思い、警察に届け出たことから詐欺事件が発覚しました。

警察では、SNS広告を通じた投資話や、SNSで「絶対儲かる」などとして送金を指示された場合は、詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。