一番読みたくなったのはどの本か?
高校生が『本の魅力を伝えるプレゼン力』を競う“ビブリオバトル”が長崎県諫早市で行われました。


プレゼンの持ち時間は5分です──


佐世保工業高校 山口 晃生さん:
「では皆さん、早速ですが、このイラストをご覧ください。緑色の前身タイツでバッタの群れに飛び込んでいる男の人のイラストです!」

愛してやまない本を持ち寄り『読みたい!』と思わせる力を競うのがビブリオバトルです。


県高校総合文化祭の図書部門として、16日、諫早市で開かれた大会には25校からおよそ190人が参加。


予選を勝ち抜いた6人が、“推し本” 1冊を手に、決勝の舞台に上がりました。


佐世保北高校 藤永 龍人さん:
「犯人が誰か分かった瞬間が一番面白かったんで、僕、犯人言います!
その犯人はオオヤマ マサノリです。オオヤマ マサノりが犯人なんです。
誰がなんと言おうと犯人はオオヤマ マサノリなんです。
じゃあ誰が殺されるのか?
オオヤマ マサノリです。
で──その謎を誰が解いていくのか?
…オオヤマ マサノリなんです」


どの本が一番読みたくなったか?
判定は全参加者による投票で行われます。


今回は佐世保北高の藤永 龍人さんが紹介した『同姓同名(下村 敦史 著)』が、“チャンプ本”の栄誉に輝きました。