5日間にわたり開かれた『長崎ベイサイドフェスティバル』に合わせて長崎港に入港していた2隻の帆船が、31日午後、港を離れました。




国内最大級の帆船『日本丸』と『海王丸』が並んだ壮麗な姿も見納め。
12年ぶりに同時入港となったその姿を目に焼き付けたい!
長崎水辺の森公園には多くの人が駆け付け、出港の様子を記録していました。

動画を熱心に撮る男性:
「きょう女房が仕事で来られなかったんで、見せてやろうと思って。おとといも来たんですけど。やっぱ大きくてかっこよくて、憧れですよね」
体験航海で乗船したこともあるという海王丸の大ファンは──

早田アナウンサー:「いよいよ出港ですけど?」
海王丸のTシャツを着た女性:
「もうダメです…寂しい。もう泣きそう。でもまたね、来てくれると思うんで。帆船まつりに今度は是非来てほしいなと思います」

子ども:「バイバーイバイバーイ」

日本丸、海王丸の順に旅立ちます

今回は船員たちがヤードに登ってあいさつする「登檣礼(とうしょうれい)」は行われませんでしたが、汽笛で別れのあいさつ。

2隻は来月4日、山口県の徳山下松港に寄港する予定です。