神木隆之介さんインタビュー 詳しく 

Q、ドラマ放送終えて長崎に帰ってきた今の気持ちは?
俳優 神木隆之介さん:
「ドラマが終わって改めて上陸できてすごく嬉しかったです。昨日は浦上天主堂に行かせていただいたり、そこもドラマの中ですごく重要な場所となっていますし。ドラマを見て頂いた方ならわかると思うんですけど、賢将と鉄平が2人でこそこそと会う場所でもありますから笑」

「撮影をやっている時には撮影でいっぱいいっぱい笑、まだその時には第1話も放送されていなかったですし、劇中の歌も知らない状態だったので。改めて昨日今日で巡らせていただいて、脳内で劇中にかかっていた曲が流れてきました笑。このシーンだ!この時にこんなこと言った!っていう、フラッシュバックがすごく多くて!」

「撮影中と全部終わった後来るのとでは、全く違った見方になるんだな!と、楽しませていただきました」

神木さんにとって長崎は?

「ドラマの中でですが『この地で必死に生きた』という印象がすごくあります。鉄平を通して、端島、そして長崎を実際に自分も生きたつもりで演じていたので。いつでも帰ってきていいとおっしゃっていただけるのなら嬉しいです!そういう存在になっています」

「海に眠るダイヤモンド」という作品―今後への思いは?

「今あるものは、過去から今につながっていっている、つながれてきたものが今を作っていて、この先もつながり紡いでいく。何かは分からないけれど残していく。その中の一つとして、僕らは役者として、作り手として作品というものを通して、この先の未来に残すことができる」

「未来、この先の方々が作品を見てどう思ってもらえるか分からないですけど、人の心に残り続けるような作品になれたらいいなと思います」

「端島」への思い

「元々は僕は軍艦島と言っていた人間だったのですが、それこそ劇中の中で玲央が『軍艦島』と言って、宮本さん演じるいづみさんが、『いや、端島』となおしていく。実際住んでいる方、よく知っている方は『軍艦島ではなくて端島だ』という思いがあるのかなと」

「僕は両方の立場の役を演じたんですけど、僕の中で鉄平の印象がすごく強かったので、セリフの中でも『端島、端島』、最初から『帰ったぞー!端島!』が始まりだったので、癖のように『端島』と出てきちゃいますね」

準グランプリ!

ロケ地情報誌「ロケーションジャパン」が開催する、1年で最も地域を盛り上げた作品とその地域を表彰する「ロケーションジャパン大賞」。その準グランプリに、『海に眠るダイヤモンド』×長崎県、長崎県長崎市が選ばれたことが20日発表された。

俳優 神木隆之介さん:
「野母崎にも行かせて頂いて、実際の地名もセリフの中でありますし、ツアーの皆様も、ヘルメットかぶって端島に上陸させていただいたことも、中華屋さんも、色んな街中でも撮影させて頂いて、塚原さんやカメラマンの関さんも、僕らメインというよりは、風景の中に僕らがいる絵を意識されていたと思います」

「玲央といづみさんが長崎に来ている間は、人だけと言うより、おっきい引きで大自然があって、後ろに端島があって、その中で2人が生きているという絵を意識されていたと思うので。それが自分で見ていても素敵でしたし、まださっき聞いた情報なので、どういう所が評価されて準グランプリかは分からないのですが、そういう所があいまって、結果に結びついたのかなと思います。監督、カメラマン、ロケハンチームすごいなと思います!」