長崎県・端島を舞台にした日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」で主演を務めた俳優の神木隆之介さんが20日、長崎市の鈴木市長を表敬訪問しました。

20日午後、長崎市役所を訪れた俳優の神木隆之介さん。去年10月~12月に放送された日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」で、端島で生まれ育った主人公の荒木鉄平と、現代の東京に生きるホストの玲央の2役を演じ、戦後の復興期から高度経済成長時代、そして現代までの時を超えた愛と友情、そして希望を描く物語を紡ぎました。

ドラマの放送を終え、改めて島に上陸した神木さんは―。

俳優 神木隆之介さん:
「ドラマをやっている時に上陸した気持ちと、またドラマが終わってドラマの形がすべて見えた状態でもう1回上がらせていただいたのがすごく感動。やはり誰かの思いと思い入れとそこに人生があったんだなっていう」

ドラマのストーリーで鍵となっていた「青」と「ガラス細工=ギヤマン」にちなみ、市長からは記念品として「青いガラスのタンブラー」が贈られました。

神木隆之介さん:
「うわ!きれい!色が。めちゃくちゃ素敵な青!」

Q、長崎に帰ってきていかがですか?
神木隆之介さん:
「むしろ『帰ってきて』って言ってくださるのがめちゃくちゃ嬉しいので。嬉しいです。言って良いことなら『ただいま』って言いたいぐらいの気持ちでございます」

「(「海に眠るダイヤモンド」が)人の心に残り続けるような作品になっていけたら良いなっていうのは凄く思っているので、そんな作品になれたら良いなというのは思っています」

主人公『鉄平』を演じるなかで自身も長崎で必死に生きた気持ちになったと話す神木さん。NBCでは神木さんがドラマゆかりの地を巡る特別番組を、3月12日に放送します。また4月18日には神木さんのトークイベントがベネックス長崎ブリックホールで開かれることになっています。