長崎県内の多くの公立高校では、28日に「特別選抜」が行われました。これは従来の「前期選抜」に代わって新たに設けられた選抜方式です。長崎東高校では、18人の受検生が面接やプレゼンテーションに挑みました。

今年から長崎県の公立高校入試は、「特別選抜」「一般選抜」「チャレンジ選抜」の3つに変更されました。
「特別選抜」について
「特別選抜」は、文化やスポーツ活動で優れた実績を持つ中学生が対象で、自己推薦型の入試です。学力試験はなく、調査書と面接やプレゼンテーションの結果で合格者が決まります。
28日には、県内53校で特別選抜が行われ1611人が受験しました。合格発表は1月31日で、一般選抜は2月18日と19日に実施される予定です。
入試制度の変更点

昨年までは「前期選抜」と「後期選抜」の2段階選抜でしたが、今年からは「特別選抜」「一般選抜」「チャレンジ選抜」の3段階選抜となりました。
「特別選抜」と「前期選抜」の違い

特別選抜は全体の定員の15%以内となり、筆記試験が廃止されました。調査書、面接、プレゼンテーションの結果をもとに合格者が決まります。
入試日程の変更

また、入試の日程も変わりました。「後期選抜」に代わる「一般選抜」は、これまでは3月に行われていましたが、今年は2月18日と19日に早まりました。これにより、公立高校の入試は「3月」ではなく「2月」に実施されることになります。








