ジャパネットたかたの創業者、髙田明さんが27日、長崎市の中学校を訪れ「平和と算盤(そろばん)」をテーマに講演しました。

長崎市の日見中学校を訪れた髙田明さん。
いまや長崎を代表する企業「ジャパネットたかた」の創業者ですが、その人生には受験の失敗や、売り上げの落ち込みなど苦労もあったと言います。

これらを乗り越えてきた信念とはー

髙田 明さん:
「今を生きるつもりにならずに今を生きる。先生が見たときには『お前、自分で7割と言っているけど5割じゃないか』っていう人もいます。反対の人もいます。
つもりにならずに一生懸命、常に見返しながら今の自分っていうのを大事に」
平和学習の一環として行われた講演のテーマは「平和と算盤」
企業が納めた税金をもとに道や橋などが作られて生活を豊かにしていることや、スポーツを通した平和発信についても考えを語りました。
髙田 明さん:
「スポーツで愛をとか言っても、地域の皆さん、自治体の皆さんと一緒に手を繋いで頑張っていかないとできない。長崎から世界を元気にするんだ」

高田さんは受験や就職など未来に突き進む生徒たちに向けて「できないことを考えない。1%にかけるんだ」とエールを送りました。