県産食材の魅力を伝えようと、長崎市内の水産関連企業などでつくる協議会が、障がい者就労施設に「長崎おせち」を寄贈しました。

地元の魚を使いおよそ5か月かけて開発した「長崎おせち」。橘湾で養殖された「ゆうこう真鯛」の西京焼に、県産マアジの南蛮漬けなど60品が入った豪華なおせちです。今月25日、水産関連企業など5社で作る協議会が、長崎市の障がい者就労支援施設の入所者に、おせち7セットを寄贈しました。ことし10月から長崎市内外のスーパーなどで販売した700個のおせちは2か月で完売したそうです。

(社会福祉法人ゆうわ会 竹内一理事長)「初めてそういうおせちを見る方も中にはいらっしゃるかと思うんで、本当に感謝いたしております。」
(長崎水産エコシステム協議会 長野陽司代表)「長崎の水産のことをもっともっと知ってもらって、いいお正月を施設の皆さんに迎えてもらえればなという気持ちで(寄贈)しました。」

協議会では、今後も、長崎の水産物の魅力を全国に発信し、地域の活性化に繋げたいとしています。








