西九州新幹線の開業の一方で、22日で運行終了となったのが ”博多~長崎”を結ぶ「特急かもめ」です。
ラストランには深夜にも関わらず多くの人が詰め掛け別れを惜しみました。


23日午前0時過ぎの長崎駅に姿を現したのは──
「ラストラン」となる博多発の「特急かもめ」です。


「長崎、長崎です。ご乗車ありがとうございました」


46年間にわたり長崎と博多を結んできた「特急かもめ」は西九州新幹線の開業に伴い22日をもって運行を終了。


最後の姿を見ようと多くの人が集まりました。
ファンは、白い車両と一緒に写真を撮るなどして別れを惜しんでいました。


最後の姿を撮影に来たファン:
「仕事や何やらで年に何回もお世話になりました」
「有明海沿いの風景を見られないのかなと思ったらやっぱり寂しいですね」


「いざなくなるというのが、ここに着いても実感がわかなくて、悲しいような寂しいような複雑な気持ちになってますね」


惜しまれながらも歴史に幕を下ろした「特急かもめ」
その名前は「新幹線かもめ」へと受け継がれます。