ことし日中の国交正常化から50年となるのにあわせこのほど、長崎市で高校生が中国に関連する施設を訪れ歴史や文化を学びました。
日中国交正常化から50年。
コロナ禍で渡航が厳しいなか県内の豊富な資源を活用して中国文化を学んでもらおうと中国総領事館が研修を企画し長崎東高校の2年生が参加しました。

長崎孔子廟中国歴代博物館・潘(正しくは上に草冠)秀貴館長「黄色という色は中国で昔から神様か皇帝しか使ってはいけないとされています。赤は魔除けとか喜びを表す色です」
これまで週に2回中国語と中国文化を授業で学んできた生徒たち。
孔子廟のほかに寺や唐人屋敷などを1日かけてめぐり、歴史や文化、そして長崎と中国の繋がりを肌で感じました。
●長崎東高校・森山和夏さん(2年)
「長崎と中国がこんなに関係があるところだということを初めて知って今後中国(の高校生と)交流するのが楽しみになりました」
●長崎東高校・東嶋華子)さん(2年)
「中国人が建てた建物とか、中国人が管理に関わっている建物とかがたくさんあって中国に行かなくてもそういう場所に行けるっていうのは長崎のとてもいいところだなって思いました」
生徒たちは学んだことを今月、長崎の中国総領事や福建省の高校生に向けて中国語で発表する予定です。