事件後、父親は自殺
事件発生からおよそ3か月後、元少女の父親が自宅で死亡しているのが見つかりました。遺書は見つかっていませんが自殺とみられています。
父親は娘から金属バットで殴られたことについて教職員に口止めしたとされています。
父親の友人は「元少女は母親のことが大好きで母の死後、再婚した父のことは憎んでいた」ーそう思っていました。しかし母の葬儀で涙を流さなかった元少女が、父の遺体を前では泣いていたと聞いて混乱したといいます。
元少女の父親の知人:
「私は直接その場を見ていないんですよ。そういう話を聞いたんです。お寺に連れて行かれてそこで父親の遺体を前に骨の状態かもしれないですけれどもすごく泣いたというですね」
「どっちに愛情があってそっちがなかったということでもないのかな。母親が亡くなった時はまだ普通に家の中に家族でいた。今度父親が亡くなった段階では自分だけ留置されて孤立している状態で父親が命を絶ったと。その環境の違いじゃないかなと言う様な気はします…」
男性は事件をきっかけに大学に社会人入学し「心理学」を学びました。元少女の心を理解する術を得たいと思ったからでした。
元少女の父親の知人:
「起きた事件の中味とか、それまでの彼女の行動とか、自分の人間理解の中では分からない部分だった。」
Qその謎は解けましたか?
「…解けないですね」