息子と娘手作りの船で
赤を基調とした船は去年11月に亡くなった長愛株式会社初代社長、松尾英昭さんを送る精霊船です。会社を営むかたわら、趣味にも全力で取り組む人でした。

長男 愛株式会社社長(二代目)松尾仁さん(52):
「レーシングカートでは40代で九州チャンピオンに。毎日、バイクを楽しんでいたみたい」
松尾さん自身、両親のために精霊船を制作していて、今回の船はその型を受け継いだいわば「三代目」です。

松尾仁さん:
「自分でこつこつ作ってたんです、『大変やったな』って声をかけたいです、作って初めて大変さが分かりました」
長女・山崎千咲紀さん(61):
「父親に負けないように作ろうと思って、父親が納得してくれるように」

家族のほか仕事や趣味で親交があったおよそ80人が集まって賑やかに送り出します。








