長崎県内では2日16時までに、10代~90代の男女16人が《熱中症疑い》で救急搬送されました。
このうち五島市では午前7時頃、10代の男性が屋外で倒れているところを通行人に発見され、病院へ搬送されました。
また中等症と診断された島原市の60代の女性は、自宅内でクーラーをつけていなかったということです。
長崎県はことし7月に長崎県内で《熱中症疑い》で救急搬送された人が482人で、去年を138人も上回ったと発表しました。
調査を開始した2008年度年以降、7月としては過去2番目の多さでした。
発生場所で一番多かったのは建物内や庭などを含む《住居》で、194件とおよそ4割を占めました。
県消防保安室では、熱中症を防ぐためにエアコンの使用やこまめな水分・塩分の補給を呼びかけていて、《熱中症警戒アラート》が発表された場合は不要不急の外出をできるだけ避けるよう呼びかけています。








