県内でも多発しているニセ電話詐欺の被害を防ごうと、県民に注意を呼び掛けるためのコールセンターが開設されました。

県警が開設したこのコールセンターは、捜査の過程で詐欺グループから押収した名簿に名前が記載されていた人などを対象に、オペレーターが電話をかけサギの手口を説明し注意を促します。

県警によりますと、ことし上半期のニセ電話詐欺による被害は53件と増加傾向で、被害総額も前年同時期に比べ9千万円以上増えています。
警察本部 平井隆史主席参事官
「1対1でゆっくり時間をかけて相手の理解度に合わせて説明していただく。1件でも少なく被害者が1人でも出ないように
コールセンターは来年1月末まで設置されていて、警察は「電話でお金の話が出たら詐欺を疑いまずは警察や家族に相談していほしい」としています。