都城地方に伝わるユニークな伝統行事「かせだうり」が、14日夜、4年ぶりに行われました。

「かせだうり」は、五穀豊穣や無病息災を祈願して、毎年、1月14日に行われる都城地方の伝統行事です。

新型コロナの影響で4年ぶりの開催となった、14日夜は、都城市山田町の長谷地区で実行委員会のメンバー7人が顔を黒く塗って蓑をまとい、「福の神」に扮して地域の家々を回りました。

「かせだうり」の醍醐味は、「住民」と「福の神」との値段交渉のやり取り。

「福の神」は、一切、言葉を発してはいけないため、身振り手振りで、イチゴや洗剤などの日用品を売り込みますが、住民はビールや焼酎を勧めて、商品を少しでも値切ろうとします。

(福の神)「(ジェスチャーで)5000円」
(住民1)「イチゴだけで5000円!」
(住民2)「5000円!とても買えないね」

福の神は、14日夜、地域の20軒余りの家々に4年ぶりの笑いと福を届けました。