きょうも厳しい寒さとなりましたが、この寒さの中、宮崎市の高校では体育祭が開かれました。

一方、山沿いですが、あす午前は、標高の高いところを中心に大雪となるおそれがあります。

宮崎市の日章学園高校で開かれた真冬の体育祭。およそ1350人の生徒が参加しました。

きょうの宮崎市の最高気温は10.8度。厳しい寒さの中、グラウンドでは熱い応援合戦が繰り広げられました。

また、盛り上がりを見せたのが、障害物レース。
2人1組となって手押し車を押したり、段ボールを積み上げたりしてゴールを目指しました。

(生徒)
「めっちゃ寒くて手が凍りそうなので、カイロがないとやばいです」
「富士山の頂上くらい寒いです」
「全然寒くない、この熱でこの大会を盛り上げていきたいと思います」

一方、こちらは、けさのえびの高原。あたり一面、雪景色が広がり、雪かきをする姿などが見られました。

(訪れた人)
「普段見られないからこういうのは。ここまで来ないと見られないので、すべてが感動です」
「毎年来ているけど、今日のこれはすごいですね。韓国(岳)登って、降りてきて、温泉でゆっくり温まって帰ろうと思ってます」

九州南部の上空には、あすにかけて強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が続く見込みです。

このため、県内の山沿いは標高の高いところを中心に、あす午前、大雪となるおそれがあります。

山沿いの標高の高い地域では、多いところで、あす夕方までの24時間に5センチの雪が降ると予想されています。

気象台は、積雪による交通障害のほか、農作物や農業施設の管理に注意するよう呼びかけています。