宮崎県内での就職や企業への理解を深めました。
グローバル化が進む中、担い手確保につなげようと、外国人留学生たちが県内企業を見学するバスツアーが行われました。

このバスツアーは、宮崎大学などが企画・運営したもので、中国や台湾、インドネシアなどからの留学生あわせて5人が参加しました。

留学生たちは、20日、宮崎市のシーガイアを訪問。
レストランで働く海外からの留学経験者から仕事内容について説明を受けました。

(レストランサービス担当 李錦云さん)
「レストランでサービスの仕事をしています。おいしい料理はもちろんですけども、楽しむことも大事かなと思っている」

このあと、留学生たちは婚礼で使うチャペルやスイートルームを見学し、ここで働くイメージを膨らませました。

(中国の留学生)
「外国人にとっても、すごく働きやすい雰囲気が作られているというのを実感した」
(台湾の留学生)
「国際交流の仕事がしたい」

(フェニックスリゾート採用課 染矢幸子課長)
「さまざまな方々を私たちのところで働いていけるように環境を整えていくことも重要だと思うし、それとともに受け入れの準備を整えていきたい」

日本学生支援機構によりますと、去年9月に実施した調査では、外国人留学生の58%が国内での就職を希望しています。