15日の宮崎県内は、12月中旬とは思えない陽気でした。
日向市と宮崎市では最高気温が25度を超える夏日を観測しました。12月に県内で夏日を観測するのは133年ぶりです。
(長友幸生記者)
「現在、正午すぎですが、日差しも強く、上着を脱いでシャツ1枚でも暑いくらいです」
15日の県内は、南からの暖かい空気が流れ込んだことや、日差しの影響で、気温が上昇。
最高気温は日向市で26.5度、宮崎市で25.6度などと、県内17の観測地点のうち4か所で25度を超える夏日となりました。
県内で12月に夏日となったのは、1890年以来、133年ぶりです。
(街の人)
「今日の気温、異常…異常です、夏。ニットにしたら…異常でした」
「暑いです。冬なんで、薄着はできないかなと思って、上着は着て来てるんですけど、脱ぎたいくらい」
「あったかいですねえ、こんなの初めてです」
(垣内沙耶記者)
「きょうの青島は、12月とは思えない汗ばむ陽気となっていて、腕まくりをしている方や、薄着の方が多くみられます」
季節外れの暑さに青島を訪れた観光客は…
(大阪から)
「暑いです。大阪、きょう雨降ってて、めっちゃ寒くてダウン着てたんですけど…」
(北海道から)
「零下10度ぐらいのところから来たので、服装がちょっとどうしようかなというので、めちゃめちゃ暑いです」
(埼玉から)
「あっつい。日差しがすごい。(記者:もう12月だが)ねっ!うそでしょって感じ」
12月ですが、海で遊ぶ人や冷たい食べ物を求める人も…
(女の子)「アイスください。(食べるてから)おいしい!明日も元気にエイエイオー!」
季節外れの暖かさとなった15日の県内。
しかし、16日からは一転して、真冬並みの寒さになる見込みで、体調管理に注意が必要です。