今年度、上半期、負債が1000万円以上の宮崎県内の企業倒産は、21件で前の年の同じ時期を13件上回りました
民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」によりますと、今年度、4月からの上半期に、1000万円以上の負債を抱えた県内の企業倒産は21件で、負債総額は20億1600万円でした。
前の年の同じ時期と比べて負債総額は減少しているものの、件数は13件増加しています。
また、倒産した企業21件のうち、17件が販売不振によるもので全体の8割を占めています。
今後の見通しについて東京商工リサーチでは、「ゼロゼロ融資の返済や物価高、人手不足などの経営課題が山積する中、倒産件数が増勢ピッチを強める可能性が高い」としています。