9月に入りまして秋らしい映像が入ってきました。日南市のパンパスグラスです。
一方で、きょうは9月としては記録的な暑さとなりました。
都城市や延岡市などではおよそ20年ぶりとなる9月の猛暑日となりました。

風に揺れる白い穂。

日南市北郷町の県道28号沿いには、およそ3キロにわたってパンパスグラスが植えられ、現在、見頃を迎えています。

南米原産のパンパスグラスはイネ科の多年草で、2メートルから3メートルほどに成長して茎の先にふわふわとした羽毛のような穂をつけるのが特徴です。

秋の訪れを告げるパンパスグラス…

その一方、4日の県内は厳しい残暑となりました。

最高気温は西都市で36.1度などと県内17の観測地点のうち9地点で、35度を超える猛暑日となりました。

このうち、都城市では35度を記録。
都城市で9月に猛暑日となるのは、2003年以来、20年ぶりです。

(高校生)
「(手には氷の袋)家から持ってきました。溶けちゃいました」
「去年より異常ですね」

このほか延岡市と小林市では、いずれも9月の観測史上最高の気温となり、延岡市では22年ぶり、小林市でも20年ぶりに9月の猛暑日となりました。

県内、5日は4日より気温は低くなるものの、引き続き熱中症には注意が必要です。

(スタジオ)
消防によりますと、県内では、4日、10代から80代までのあわせて6人が熱中症の疑いで搬送されたということです。